税理士法人七福神ブログ／七福神グループ

税理士法人七福神　所長の袴田です。


2024年4月から、自動ダイレクト納付がスタートしました。

この新しい納税システムは、
ダイレクト納付の一環として、
e-Taxで申告データを送信する際に、
必要なチェック項目にチェックを入れるだけで、
法定納期限当日に自動的に口座から納付額が引き落とされるという便利な機能です。

今回は、この自動ダイレクト納付について、詳しく解説します。



自動ダイレクト納付とは？

自動ダイレクト納付は、
e-Taxを利用して税金を納付する際に、
申告手続きと納付手続きを一体化したものです。

これにより、納税者は手動で納付手続きを行う必要がなくなり、
申告と同時に納付が完了するため、
時間と手間を大幅に削減できます。



利用の手順
自動ダイレクト納付を利用するためには、
以下の手順を踏む必要があります


ダイレクト納付利用届出書の提出：
最初に、ダイレクト納付利用届出書を税務署に提出し、
事前に登録を行います。

この届出書の提出により、
自動ダイレクト納付を利用するための口座情報が登録されます。


e-Taxでの申告：
申告手続きをe-Taxを通じて行います。
申告書の作成時に、
自動ダイレクト納付のチェックボックスにチェックを入れます。


自動引落し：
申告データを送信すると、
法定納期限当日に登録した口座から自動的に税金が引き落とされます。

法定納期限当日に申告を行った場合は、
翌取引日に引き落としが行われます。


利用のメリット
自動ダイレクト納付には、多くのメリットがあります


時間の節約：
申告と納付が同時に行われるため、
別々の手続きを行う必要がなくなります。


手間の削減：
手動で納付手続きを行う必要がなくなり、
納付忘れの心配がありません。


安心感：
法定納期限に間に合うように自動で引き落とされるため、
納付遅延によるペナルティを避けられます。



注意点
自動ダイレクト納付を利用する際には、
以下の点に注意が必要です

事前登録が必要：
ダイレクト納付利用届出書を事前に提出し、
口座情報を登録しておく必要があります。


残高の確認：
引落し日に口座に十分な残高があることを確認しておくことが重要です。
不足がある場合、引落しが失敗し、納付遅延となる可能性があります。



自動ダイレクト納付は、
忙しいビジネスオーナーや個人事業主にとって非常に便利なシステムです。

申告と同時に納付が完了するため、手間や時間を大幅に削減でき、
安心して納税ができます。この新しいシステムを活用して、
納税手続きをよりスムーズに行いましょう。






舘山寺町にある高橋屋さんのうな丼。
この日は愛知県産のうなぎ！
店主さんがこだわって仕入れているため
本当においしかったです！